| 浅草たより 10月号より |
努力と努力の陰に副校長 伊 藤 隆
運動会の練習が、9月10日(月)から行われました。約3週間、子どもたちと先生方のとても素晴らしいチームワークに基づく練習が繰り広げられました。そこでは、学年の特徴を大いに生かし、かわいらしかったり、迫力があったり
力強かったりする演技が創り上げられました。
運動会当日の演技はもちろんのこと、当日までの過程で見られた子どもたちの笑顔、悔しさ、そして真剣な姿は一人一人の子どもたちの大きな成長を物語っています。子どもたちがこのように大きく成長できたのは、子どもたち一人一人の努力の賜物です。
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手は、著書の「不動心」の中で、「努力できることが才能である」と書いています。この言葉は、松井選手が小学校3年生の頃、お父さんからもらった言葉で、ずっと松井選手を支えている言葉なのだそうです。その一節を紹介します。僕は決して「野球センスにあふれる」というタイプではありません。両親からもらった丈夫な体は、いくら感謝しても足りないくらいです。しかし、何をやってもすぐに修得できるという天才型ではありませんでした。むしろ人より進歩は遅かったように思います。 子供の頃だと、努力しないで出来る方が格好よく見えますね。汗をかかずに楽々とやってのけたいという思いがあります。でも、僕にはそれができませんでした。努力しなければ、人並みにもなれないタイプでした。 そんなときに支えてくれた言葉でした。
失敗しても、今できなくても、自分を信じ、自分の周りにいる人を信じて少しずつ出来るように、そして上手になるように努力することの大切さを松井選手は語っています。
運動会に向けての学習で、子どもたちもこの事を実感したことでしょう。さて、 このように子どもたちが一つのことに努力し、大きく成長できた背景には、ご家庭と地域の方々のご理解とご協力があってこそと思います。
地域の皆様には、早朝から放送の声、音楽など一日中ご迷惑をおかけしましたが、ご挨拶をさせていただいた折りに温かいお言葉をいただきました。
ご家庭では、体育着の洗濯を始め、健康面での気遣い、使用する洋服や小物の準備などなど子どもたちが思い切り運動できるよう支えてくださいました。
まさに、陰になって支えてくださった「おかげ」です。
皆様のお力に深く感謝をするとともに、これからも才能あふれる子どもたちが、全力を出して成長するよう教職員一丸となって努めてまいります。これからもご支援をお願いいたします。