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木造阿弥陀如来立像 (もくぞうあみだにょらいりゅうぞう) |
台東区有形文化財〔彫刻〕(平成2年度登載)
台東区蔵前 浄念寺
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浄念寺は浄土宗で、慶長元年(1596)江戸神田駿河台に開創、同10年現在地に移転しました。本像は、開創後間もない頃、ある老翁から寄進されたと伝えますが、詳細な点は不明です。ただし、文政12年(1829)編集の『御府内寺社備考』という記録には、当寺の本尊として記載されていますので、それ以前の伝来は確実です。 像高は、84.8センチ。材質はヒノキで、肉髻珠(頭部の隆起した部分)や白毫(額部の隆起した部分)には水晶をはめこみ、両手は来迎印を結んで、両足を揃えて直立します。 また、背中には横にノコ入れがあります。像内には、本像の制作に用いたノミ・カンナを納めたという伝承がありますので、背のノコ入れはその際のものかと思われます(納入品については現在のところ未確認)。 本像は、衣の彫りが深く、足首の深い張りが顕著となっている点で、鎌倉時代初期の制作と推定されます。また、優れた彫刻技術による丁重なつくりであることから、京都あるいはその周辺で造像されたと考えられます。
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