副校長 栗原 宏成
友達や先生、教室・・・、4月は、子どもたちの生活に大きな変化がありました。1年生はもちろんのこと、学級編成替えの無かった学年でも進級に伴って新しい自分との出会いがあったことでしょう。それらの変化に子どもたちは慣れたでしょうか。必要に応じて学級担任と十分にコミュニケーションをとったりスクールカウンセラーを活用したりしていただけたらと思います。
心の絆
平成19年度の修了式からちょうど一ヵ月後、4月25日に離任式が行われました。体育館に整然と整列した子どもたちの視線は、出入口に釘付けでした。今まで一緒に勉強したり遊んだり話をしたり相談をしたりした先生方・主事さん方の入場を待ち望む思いが、表情や態度からあふれていました。そして、入場。盛大な拍手で迎える子どもたちの顔は、懐かしさと安心感、再会の喜び・・・などいろいろな感情が混ざり合ったとてもよい表情をしていました。
涙をこらえながらの代表の言葉や去られた方々の挨拶、気持ちを込めた『歌よありがとう』そして『校歌』、送る子どもたちも送られる先生方・主事さん方も感極まり、大粒の涙をこぼしていました。
出会いがあれば、必ず別れがあります。その別れを、子どもたちも去られた方もとても惜しんでいました。共に過ごした時間がとてもとても貴重な時間であったのでしょう。だからといって、いつもいつも楽しかったことばかりではなかったはずです。ほめられたりしかられたり一緒に考えたり悩んだり・・・そういった日々の積み重ねが、子どもたちの心をはぐくみ、互いの絆を深めてきたのだと思います。
離任式というお別れの式を行ったからといって、子どもたちと去られた方々との“心の絆”は、これで切れてしまうものではありません。それぞれの心の中に大切にしまわれ、時々取り出して思い出すことによって少しずつはぐくまれていきます。このような心と心の絆を感じる一つ一つの経験が、学校を愛する心や地域を愛する心につながっていくのでしょう。
“絆”、この言葉は、先月の学校だよりでお伝えしたとおり、学校教育で校長が大切にしたいと考えていることです。これまでの絆を大切にすると共に、新しい友達や先生方との心の絆をはぐくんでいけるよう、教育活動をさらに充実させなくてはいけないとの思いを新たにしました。