安 全・安 心
副校長  関 登美雄

 水と空気と安全はタダ。かつて、こんなことを耳にしました。
私たちの住む日本は、水も空気もきれいでした。身の回り、近所のみなさん方が協力し合い、防犯などについても声をかけ合い安全で安心なくらしを当然のごとく考えてきました。
 ところが近年、社会を取り巻く環境の変化に伴い、安全・安心は、タダでなくなりました。犯罪防止や抑止のため、今や多くの人たちが、意図的、計画的、組織的に動き、一定の継続性をもってやり遂げることが求められています。こうした中、子どもたちが生活する場・学びの場では、何にもまして優先するのが安全で安心できる居場所の確保です。
 とりわけ学校は、すべての教育活動において安全・安心を最優先しています。更に、自分の身は自分で守るため危険予知能力や危険回避能力を少しでも高めるための学習を工夫しています。万一に備え本校では、数年前に防犯ベルをいち早く配布したところです。登下校時は、もちろん外出時にも携帯するようお願いしてきました。
 昨年、広島や栃木県で発生した下校途中の事件、いずれも小学生の尊い命が奪われるという痛ましい事件が続きました。
それ以降、台東区では、広報車による防犯呼びかけ隊や携帯メールによる「たいとう安全・安心電子飛脚便」不審者情報を町会にFAX送信するなど様々な対策を講じてきました。本校では、登下校時の安全確保を強化するための試み、特に低学年の集団下校等も可能な範囲で実施しています。また、通学路の安全点検をしているところです。
 今後も、安全・安心を積極的に推進するため、学校安全ボランティアを募り、地域・家庭と学校が連携を密にして「地域の安全マップ」を作っていきます。通学路のみならず、地域の防犯上、犯罪が起こりそうな所や交通事故が起こりそうな場所、更には、万一のとき子どもが助けを求められるところ「子ども110番」の家や事業所を募っております。既にご快諾くださっている方々にはその継続を、新たに趣旨をご理解の上ご協力・賛同いただける方には新規の登録を呼びかけています。一人でも多くのみなさま方のご協力をよろしくお願いします。
安全・安心は、玩具にも・・・東京都エアガンを有害玩具に指定
30〜40 m離れたアルミ缶を完全に貫いてしまう威力・弾を改造したり、とがらせたりすると傷害力・破壊力が数倍にもなるエアガン。非常に危険な玩具は、子どもたちはもちろん、大人にも使用方法を誤ると犯罪行為を犯すおそれがあります。本校では、そのようなことはないと思いますが、念のため注意を促しましょう。

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