| 確かな学力と一粒の米 | |
| 校 長 蠣崎 正実 |
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| 本校における「確かな学力」について、忍岡小だより9月号で述べさせていただきましたが、今回はどのように具体化して児童に浸透させていくかについて触れてみたいと思います。その視点を、現在進めている教育活動の中の@「指導内容・指導方法」、A「教育課程編成」、B「評価活動」、D「家庭や地域社会との連携」の5点から、まとめてお知らせいたします。五つのそれぞれについて、全てを紹介できる余白はございませんが、その主たるものをお知らせし、保護者・地域の皆様に、意図的・計画的・組織的な教育活動が、本校において展開されていることをご理解いただければ幸いです。 |
| 1 | ・個に応じるきめ細やかな指導の充実 ・繰り返し指導や習熟の程度に応じた指導の充実 ・体験的・問題解決的な学習の重視 ・発展的・補充的な学習の実施等 |
| 2 | ・行事等の諸準備に費やす時間数を必要最小限にし余裕ある授業時間数の確保 ・朝学習(読書算)の実施 ・弾力的時間割作成 ・学校外授業協力者の参加等 |
| 3 | ・個に応じる指導内容・方法(学習指導、生活指導) ・道徳の時間の指導技術の向上と道徳教育 ・確かな学力育成の基盤となる豊かな心づくり等 |
| 4 | ・各教科等における評価規準の作成 ・指導と評価と支援の一体化 ・学校運営連絡協議会委員、保護者の皆様等による外部評価の実施 |
| 5 | ・学習や生活指導全体にわたる保護者との連携 ・各行事ごとの保護者対象のアンケート調査の実施 ・地域との連携・協力活動重視(あいさつ運動、清掃活動等) |
| ところで、今の中学生の学習スタイルが、二十年、三十年前とは、随分変化してきているという論説記事を目にしました。@「コツコツタイプ」、A「一夜漬けタイプ」、B「山をはるタイプ」、そしてC「勉強だけが人生ではない」と言ってとりたてて勉強しないタイプで、Cは実に半数近くいて一番多いそうです。逆に、ノートを整理し、単語帳や年表などを作りながらコツコツ勉強するタイプは、15%で3番目という傾向にあるそうです。ずっと以前は、@は半数近くいたのではないでしょうか。皆さんは、どのように思われますか。新井白石の「一粒の米」の逸話(幼少のころの白石を父親が戒めて言い聞かせた話)が思い出されます。一粒だけ米びつから米を取っても減ったとはわからない。逆に一粒入れても増えたかどうかわからない。しかし、1年、2年続けると増減がわかってくる。学問も同じ。1日勉強したから利口になるわけではない。1日怠けたから愚かになるものでもない。しかし、1年、2年続けば必ず変わってくると。授業に集中して持続できるよう日々努力する子どもたちをご家庭・地域の皆様と一緒に育てていきたいと考えています。 |