教育目標の改訂に向けて
校 長  蠣 崎  正 実
 10月の運動会、学習発表会には、大勢の保護者の皆様はじめ地元地域の皆様、関係の皆様にご多用の中、ご来校いただき、子どもたちの競技や演技に温かいご声援とお励ましを賜り、心よりお礼申し上げます。
 さて、本校の教育目標を子どもたちにも教職員にも、シンプルでわかりやすく、時の流れに即した目標にしていこうと、今検討しています。現在の教育目標は、次のとおりです。
「深め、広げ、共に生きる」
  ○がまん強くやりぬく子ども(基調) ○よく考えて工夫する子ども(知)
  ○明るく心のやさしい子ども(徳) ○進んで体をきたえる子ども(体)
         
 基調となる「がまん強くやりぬく子ども」について、子どもの耐久性の欠如(キレる等)が要因の一つとなって、様々に交友関係のトラブル等が発生し、重大な事故にもつながっていることが、最近、マスメディアを通してたびたび報じられています。事の内容にもよりますが、「がまん強い」ことは、今の子どもにとって、大切な資質の一つであると考えることができます。困難なことに立ち向かう原動力にも値します。
 二つ目の「よく考えて工夫する子ども」については、学習のみならず物事の善悪の判断や問題意識の醸成に直接通じるよく「考える」ことが、とりわけ大切な資質であると考えます。物事をある観点からありのままにみる、次に過去の経験と比べてみる、そして疑問や問題を見い出し、問題解決に取り組む。これは、私たち大人が、知らず知らずに職場の中で、日常生活の中で、繰り返し繰り返し行っていることでもあり、ものを創造する基本です。また、相手の立場に立った言動のもととなります。この指導は、今後も、一層強めていかなければなりません。
 三つ目の「明るく心のやさしい子ども」については、「やさしさ」の対象は人や自然です。級友をはじめ赤ん坊からお年寄りまで、そして、野に咲く草花などの動植物等全てがその対象になります。その意味から、「やさしさ」の対象を強く意識してほしいという願いで、「思いやりのある子」としてはどうかと検討しています。特に、人を思いやり、生命を尊重し、正義感や責任感を育て、規範意識をしっかりと身に付けさせていくことは、社会の要請であり、今、学校教育に、家庭教育に求められていることでもあります。
 四つ目の「進んで体をきたえる子ども」については、台東区教育委員会の「アクションプラン」の中にも記載されているように、健康の増進と体力の向上を目指しています。心身の健康や、運動の大切さを理解させ、食事、運動、睡眠など、日常生活の基本的な生活習慣を身に付けさせたいと考えています。このことに沿った目標として、「じょうぶな子」としてはどうかなどと検討しております。
 私の考えの一端を述べさせていただきましたが、次年度以降の教育目標の案は、次のとおりです。ご意見をお寄せ頂ければ幸いです。
 
「深め、広げ、共に生きる」
  ○がまん強い子(基調) ○考える子(知)
  ○思いやりのある子(徳)  ○じょうぶな子(体)
 
人権尊重の精神に基づき、自らの考えを深め、人や地域に広げ、人と自然と共に豊かに生きる子どもの育成を目指し、左記の目標を掲げる。
 保護者・PTAの皆様、地域の皆様、関係の皆様、今月もよろしくお願いいたします。


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