グリーンコーナー 図書館の本のご案内

カレーなる物語

ちくまプリマーブックス 吉田よし子/著 筑摩書房

 好きなメニューに、必ず入るカレー。日本での歴史は意外と新しい。明治4年国費留学生としてアメリカに渡った山川健次郎少年が、行きの船上でようやく口にできた食べ物がカレーだった。
 北海道で米づくりが成功したのが明治45年というのも驚きだが、クラーク博士で有名な札幌農学校で西洋料理になじまない学生に、1日おきに出されたのもこのカレーである。カレーはインドから伝わったというが、実際は似て否なるものなのだ。カレーをとおして世界を知ることができる本です。


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いのちの食べかた

よりみりパン!セ 森達也/著 理論社

 私たちは、肉や魚や野菜を食べて生きている。
 食べることとはつまり他の生命を奪うことだ。野菜をつくる人、魚を獲る人、牛や豚を育てる人は知っている。だけど、牛や豚を「お肉」にしているのは誰?お肉屋さん?いいえ、お肉屋さんに生きた動物はいない。
 生きた魚をさばくのは見たことがあっても、生きた牛や豚を誰がどこで「お肉」にするのかわからない。私たちに代わってその仕事をしている人たちのことを、ぜひ知ってほしい。


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君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか

ちくまプリマー新書 布施英利/著 筑摩書房

 ダ・ヴィンチは偉大な科学者であり、優れた芸術家でもありました。彼が世に遺したものはどれをとっても超一流であり、現代の私たちの心を魅了します。彼はどうして異なる分野で、いくつもの優れた才能を磨くことができたのでしょうか。
 本書では「モナリザ」の微笑みに秘められたものを求め、彼の人生をたどります。自分自身の才能を開花させるためのヒントが見つかるかもしれません。


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ボクの音楽武者修行

小澤征爾/著 新潮社

 −−47年前の冬
 ひとりの音楽青年を乗せた貨物船が、神戸港から出港した。世界のオーケストラを相手に棒がふりたい。音楽がある場所を目指してスクーターでヨーロッパの町を駆け回り、そして彼は「世界のオザワ」になった・・・。リアル“のだめ”注1の世界へようこそ。
注1『のだめカンタービレ』二ノ宮知子(講談社)


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メンデルスゾーンとアンデルセン

中野京子/著 成瀬修/絵 新潮社

 メンデルスゾーンとアンデルセン。
 芸術と一人の女性の存在がなければ、つながることのなかっ た二人の人生。音楽と文学それぞれの分野で天才と呼ばれた芸術家たちは、一人の青年でもありました。
 19世紀のヨーロッパという揺れた時代に生きた、若き芸術家たちの軌跡の物語。


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知ってるようで知らない吹奏楽おもしろ雑学事典

吹奏楽雑学委員会/著 ヤマハミュージックメディア

 吹奏楽のルーツは? ブラスバンドって吹奏楽? 吹奏楽に関する基礎知識から楽器のマメ知識まで、初心者から上級者まで楽しめる1冊です。
 最後の章では、やってみたい、マーチングバンド! 演出・曲や衣装の選び方、基本動作などが紹介されています。 さらに、吹奏楽は演奏する楽しさだけでなく見る楽しさもあります。
 各コンクールのほか、全国のお祭りやマーチングフェスティバルなどのイベントも紹介されています。


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ぎぶそん

伊藤たかみ/著 ポプラ社

 中学二年生のガクは、クラスから浮いているかけるの家を訪ねる。中学で一番のギター名人と噂される彼をバンドに誘うためだ。他のメンバーは、ベースのマロにドラムのリリイ。
 目標は十月の文化祭で「ガンズ・アンド・ローゼス」を演奏すること。「ぎぶそん仲間」(Byかけるのじいちゃん)で練習を始めたのはいいが、幼なじみのガクとリリイはお互いが気になり出し、かけるとマロは喧嘩をしてしまう。気持ちと同じ ように、音合わせもばらばらな四人。一体どうなるのだろう。
 *題名の「ぎぶそん」とはギターメーカーの名前です。


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片想いさん−恋と本とごはんのABC

坂崎千春/著 WAVE出版

 あなたにも
 あのとき聞いていた曲、あのとき読んでいた本、あのときを思い出す食べものがありませんか?片想いをしていたときだったら、なおさら。それは、ちょっぴり切なくて涙の味かもしれないし、ほんのり甘くてしあわせな味かもしれない。
 JR東日本Suicaカードのキャラクターでおなじみのペンギンは、著者の坂崎さんの絵本に出てくるペンギンたちが起用されたものだって知っていました?
 そんなステキな片想いさんがあなたに贈る、恋と本とごはんのお話。さむくなるこれからの季節、あったかいミルクティーと一緒にいかがですか?


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きよしこ

重松清/著 新潮社

 主人公の少年は言葉がつっかえてうまくしゃべれない。吃音というのだ。父親の仕事は転勤が多く、何度も転校してきた。自己紹介のたびに、自分の名前が言えずに辛い思いばかり。国語の本読みも嫌いだ。声に出すなんて。
 ある日、見えない友だち「きよしこ」と出会って少年は変わった。文章を書くのが上手で、お別れ会の劇の脚本を任されたり、読書感想文コンクールで何度も金賞を取った。友達との会話は、苦手な言葉を言い換えればいい。
 自分の思いをうまく伝えられないときに、読んで欲しい一冊。


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ジョッキー

松樹剛史/著 集英社

 この本を読むまで競馬=ギャンブルであり、一部の特殊な人間が関わるものという思いが強かった。中島弥八という騎手をとおして、競馬の騎手という職業は地味で、つらいものだという事が分かった。花形騎手は、一部の選ばれた人間であり、決して華やかなものではない。
 花形騎手になるには理解のある馬主と馬に恵まれると共に、本人の並々ならぬ努力が必要なのである。生活費を稼ぐために調教を手伝い、ぎりぎりの生活が続く。競馬に対する見かたが、少し変わるよ。


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フェルメールの暗号

ブルー・バリエット/著 ブレット・ヘルキスト/絵 種田紫/訳 ソニー・マガジンズ

  フェルメールは17世紀オランダの画家。三十数点しか作品は残されておらず、謎多き人物である。
 物語の舞台はアメリカのシカゴ。暗号とパズルが好きな少年コールダーは、美術館と本が好きな少女ペトラと共に、美術品盗難事件に巻き込まれてゆく。
 手紙、カエル、シカゴ美術館、ハッセー先生、シャープ夫人、「手紙を書く女」、「地理学者」これらの手がかりをもとに、事件に隠された謎を解く事ができるだろうか。


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大草原の小さな町

岩波少年文庫 ローラ・インガルス・ワイルダー/作 谷口由美子/訳 岩波書店

  厳しい冬にそなえ、町へ引っ越したローラの家族。学校の先生との対決、クラスメイト・ネリーからのいじめ、姉メアリとの別れ、そしてアルマンゾとの出会い。様々な不安や将来への思いを抱えながら、ローラは成長していく。

ローラ物語(全5冊)…1.長い冬  2.大草原の小さな町  3.この楽しき日々  4.はじめの四年間  5.わが家への道

この本もおすすめ…大草原の『小さな家の料理の本』 バーバラ・M・ウォーカー/作 ガース・ウィリアムズ/絵 本間千枝子、こだまともこ/共訳 (文化出版局)


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