グリーンコーナー 図書館の本のご案内

コドモノチカラ−コドモizm

ジャイブ

 気象予報士・15歳、プロ棋士・13歳、ドラマー・12歳― スポーツ・資格・芸能などさまざまな分野で大人顔負けのコドモたち。皆どんなきっかけではじめたのだろうか。 苦労した事、悔しかった事は?
 理由は皆それぞれ。好きだから、負けたくないから、もっとうまくなりたい… パワフルな30人のコドモたちの紹介と、8人の大人によるコラムが掲載されています。


ライン
東京が燃えた日 戦争と中学生

岩波ジュニア新書 早乙女勝元/著 岩波書店

 1945年3月10日は、東京がアメリカ軍の大空襲を受けて、広範囲にわたり無差別に焼き尽くされ、 とてもたくさんの人々が命を落とした日です。当時中学生であった著者は、その夜に体験したことの記憶 と、生存者の証言、そして当時の資料を集め、それらを元にこの惨劇を詳細に記録しました。
  戦争がいかにむごいものであったか、特に当時の子供たちがどんな風に戦争と関わっていたのかを知ることができます。


ライン
すうがく博物誌(上・下)

森毅/著 安野光雅/画 童話屋

 四角四面で答えは一つ。センスは必要。ナンセンスは無用? 笑いの記号とユーモアの数式なんて存在しない?ちょっと待って。 固いあたまを少しだけ柔らかくしたら数学が“すうがく”に見えてくる。 思わず「クスッ」と笑える楽しい数学の本、ここにあります。


ライン
もったいない(対訳英文付)

プラネット・リンク/編 マガジンハウス

 ワンガリ・マータイさんは植林運動をし、環境分野でノーベル平和賞を受賞。祖国のケニアで環境副大 臣を務めている。
 日本には昔から「もったいない」という言葉がある。物をすぐに捨ててしまわずに、修理をし、何か別の物へと作り直す。食事のときには、農家の人や料理をしてくれた人に感謝し残さずに食べる。
 この概念は、日本独特のもので外国から来たマータイさんは非常に感動したという。環境問題に繋がる「もったいない」について考えてみませんか。


ライン
演劇は道具だ

宮沢章夫/著 理論社

 わたしたちのからだは「かたく」て、すごく「単純」にできています。とても不器用で不自由な生き物なのです。でも、そのからだで演じなければならない。もしあなたが自分のかたいからだに気づいたなら、この本を手に取ることをおすすめします。
 ここには、いい演技をするためのいくつかのヒントが書かれています。あくまでヒントですけどね。
 後は、あなた自身の目で見つけてください。何もしないで、ただそこにいるだけで、あなたにしかない魅力を、見ている人に感じてもらえるそんな一流の俳優になれるかもしれません。あなたが主役の、最高の舞台を演じてください。


ライン
モーツァルト―運命と闘った永遠の天才

岩波ジュニア新書 柴田治三郎/著 岩波書店

 幼い頃から並外れた音楽の才能を発揮し“神童”と、もてはやされたモーツァルト。  当時の社会の中では定まった収入が得られず、苦しい生活の中にあった。しかし、それに負けずに次々と作品を生み出していく。
 35歳という短い生涯を終えるまでに残された名曲の数々。その軌跡を残された大量の手紙をもとに、たどっていく。


ライン
単騎、千里を走る

白川道/著  幻冬舎

 高田剛一は、大手メーカーの部長の職を捨て、ただ一人男鹿で漁師としての生活を始めた。そこに、息子の嫁から息子・健一がガンに冒されているから、是非会ってほしいとの電話がはいる。 息子とは、長年のわだかまりから、もう何年も会っていない。久しぶりに東京にむかった剛一は・・・。
 読んでいて、以前読んだ高嶋哲夫・著「イントゥルーダー」を思い出した。家族のなかの父親としてみた時、許せなかった両者だったが、読みすすむうち、気持ちが理解できるようになるのである。父親も悩む人間なんだと


ライン
戦争案内―僕は20歳だった

戸井昌造/著 晶文社

 「わたしは自分の歳を言うとき、戸籍上の年齢から三つ引くことにしている。 三年間はロスだったからだ。しかも二十歳から二十三歳までの、華の三年間だ。  このうらみは書きとめておかねばならぬ、そうでないと、ロスは永遠のロスになってしまう。」
 戦争の悲惨さを語ろうとするのではなく著者自身が人生を反省するために書き留めた防備録。 「消極的反戦」にして「積極的厭戦」家な青年だからこそ見えた戦争の姿があります。この国の事実があります。


ライン
13歳の沈黙

T.L.カニグズバーグ/著 小島希里/訳 岩波書店

 コナーの友だち、ブランウェルが、生後六ヶ月しかたっていない妹を落としてしまい、保護センターに収容された。妹は意識不明の重体。さらに運の悪いことに、ブランウェルはその日から、話すことができなくなっていた。そこにいたのは、ベビーシッターと妹とブランウェルのみ。
 この本を読んだとき、もしコナーがいなかったら、事の真相が明らかになることはなかったし、父親と新しい母との関係もおかしなままになっただろうことが予想され、友人のありがたさを感じた。


ライン
夏の夜の夢

ウィリアム・シェイクスピア/著 小田島雄志/訳 白水社

 ライサンダーとハーミアは結婚を誓う恋人同士。ハーミアにディミトーリアスは片思い。ヘレナはディミトーリアスに片思い。上手くいかない恋心。
 妖精王のオーベロンは不幸なヘレナに同情し、相手の男が彼女を好きになるようにと「恋の三色スミレ」をつんで来させる。まぶたにその花の汁を注がれると、最初に見たものに恋をしてしまう魔法の花。ところが、妖精のパックが魔法をかける相手を間違えて・・・。


ライン
ベルリン1933

クラウス・コルドン/著 酒寄進一/訳 理論社

 大量の失業者が溢れるドイツの首都ベルリン。労働者達は二大政党のどちらを支持するか互いにいがみ合い、党の指導者達は無益な勢力争いを続けている。そんな時代、主人公ハンスは運良く職を得たのだが…。
 どのようにしてこの国はアドルフ・ヒトラー率いるナチ党の台頭を許し、危険な思想へと転換していったのか、その過程を15歳の少年の目を通して描き出した歴史小説。『転換期三部作※』の第2作。

 ※第1作「ベルリン1919」クラウス・コルドン/著 酒寄進一/訳 理論社(第3作は未翻訳。各巻は独立し、順番にこだわらずに読むことができます。)


ライン
ジュリエッタ荘の幽霊

ベアトリーチェ・ソリナス・ドンギ/作 エマヌエーラ・ブッソラーティ/絵 長野徹/訳 小峰書店

 第二次世界大戦下の北イタリア。エリザベッタは弟と共に、母親の生まれ故郷の田舎へと空襲を避けるために避難していた。
 ある夏の日の夕方、森のなかで道に迷い「呪われた屋 敷」と呼ばれるジュリエッタ荘の前を通ることに。そこは年配の女性が一人で住んでいるはずたった。しかし、目にしたのは白い服の少女。幽霊が出るという噂は本当なのか。
 その少女の正体が分かったとき、エリザベッタはある重大な決意をする。