このたび、中庭と屋上が「旧朝倉文夫氏庭園」として、国の名勝に指定されました。
名勝とは、日本の国にとって芸術上または鑑賞上、価値の高い景勝地を、文化財保護法に基づいて文部科学大臣が指定するものです。
東京都内の庭園の国名勝指定としては8番目となり、台東区内では初めての指定です。
朝倉彫塑館は、彫塑家朝倉文夫が設計・監督した鉄筋コンクリート建築のアトリエ棟と、木造建築の住居棟からなる建物です。その中央にある中庭の、木造住居部分に囲まれた狭隘な空間は、くみ上げられた地下水の充ちる池で占められ、また、随所に日本各地から取り寄せた銘石を配しています。水と石とがつくりだす密度の濃い景色と、四季折々に花をつける植栽が朝倉の自然観を表現しています。同様に屋上庭園も、昭和初期・鉄筋コンクリート建築における事例として貴重であると評価されました。
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