一葉のペンネームについて
                                             
  一葉の本名は奈津ですが、夏子の署名が多くみられます。
「一葉」のペンネームを使いはじめたのは明治24年秋頃からで、発表された作品では、
小説「闇桜」の時からです。
昔インドの達磨大師が、中国の揚子江を一葉の芦の葉に乗って下ったという故事に因
んだもので、一葉は「達磨さんも私も、おあし(銭)がない!」としゃれていたといわれて
います。
  しかし、一葉が残した日記や和歌を読むと、波間に漂う一葉舟と、浮世にさすらう自分とを重ねていたことが分かります。

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