建物について

彫塑館スタジオ

朝倉彫塑館は朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。朝倉は東京美術学校を卒業した1907(明治40)年、24歳の時にここ谷中の地にアトリエと住居を構えました。当初は小さなものでしたが、その後増改築を繰り返し、現在の建物は、1928(昭和3)年の構想から7年の歳月をかけて建てかえたと伝わっています。建物は朝倉が自ら設計し、細部に至るまで様々な工夫を凝らしており、こだわりを感じさせます。

朝倉はここを「朝倉彫塑塾」と命名し、教場として広く門戸を開放して弟子を育成しました。1967(昭和42)年に故人の遺志により自宅を朝倉彫塑館として公開、その後、1986(昭和61)年に台東区に移管され、台東区立朝倉彫塑館となりました。

その後、2001(平成13)年に建物が国の有形文化財に登録され、2008(平成20)年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されました。

2009(平成21)年から2013(平成25)年にかけて保存修復工事を行い、耐震補強を施し、朝倉生前の姿に近づけて文化財的な価値を高めています。



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